【書評】『エッセンシャル思考』は、自分はどうしたいのかを探る手段として役立つよ

2020年4月23日

【書評】『エッセンシャル思考』

最近、仕事や生き方についてよく考えることが多いです。

にんまり
今はいろいろと考えちゃう時期だよね!(2020年4月25日現在)

今回は仕事だけでなく、人生においても役立つのでは!と感じた、本『エッセンシャル思考』をご紹介します。

 

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エッセンシャル思考とは何か?

そもそも、この「エッセンシャル思考」とは何か?

分かりやすくエッセンシャル思考を表現するなら、

より少なく、しかしより良く

という言葉になります。

上記の言葉は、商業デザイン界の巨匠、ディーター・ラムスの言葉です。

エッセンシャル思考とは、簡単に言ってしまうと「より重要で本質的なことだけに時間とエネルギーを使う」ということです。

「エッセンシャル思考」と「非エッセンシャル思考」の違い

以下の図は、「エッセンシャル思考」と「非エッセンシャル思考」の人のやり方の違いを表した図です↓↓

「エッセンシャル思考」と「非エッセンシャル思考」の違い

右側の「エッセンシャル思考」の人は、本質的なことにエネルギーを使っているため、より遠くまで進むことができます。

それに対し左側の「非エッセンシャル思考」の人は、あらゆることにエネルギーが分散されているため、少ししか進むことができません。

自分の力を最大限の成果につなげるためには「エッセンシャル思考で生きる」ということがとても大切なことになります。

本のなかでは「エッセンシャル思考」と「非エッセンシャル思考」の考え方、行動、結果がどのように違うのか、以下のように表しています↓↓

非エッセンシャル思考 エッセンシャル思考
考え方 みんな・すべて
・やらなくては
・どれも大事だ
・全部こなす方法は?
より少なく、しかしより良く
・これをやろう
・大事なことは少ない
・何を捨てるべきか?
行動 やることをでたらめに増やす
・差し迫ったものからやる
・反射的に「やります」と言う
・期限が迫ると根性でがんばる
やることを計画的に減らす
・本当に重要なことを見定める
・大事なこと以外は断る
・あらかじめ障害を取り除いておく
結果 無力感
・何もかも中途半端
・振りまわされている
・何かがおかしい
・疲れ切っている
充実感
・質の高い仕事ができる
・コントロールしている
・正しいことをやっている
・毎日を楽しんでいる

 

エッセンシャル思考で生きるために大切なこと

エッセンシャル思考で生きるためには、3つのことが大切になります。

01. 選択「選ぶ力を取り戻す」

エッセンシャル思考の最初の一歩は「自分自身の選択を取り戻す」ことです。

著者は「選択とは行動だ。与えられるものではなく、つかみとるものだ。」と述べています。

選ぶという行為は、物事によってはとても難しいことがあります。
どちらも選べないと感じるときもあります。
「ノー」という権利が自分にはないと感じることもあります。

それでも、選ぶという行動を自分のものにしないかぎり、エッセンシャル思考は身につきません。

選ぶ権利を手放すことは、他人に自分の人生を決めさせることです。

エッセンシャル思考の人は、選ぶ力を無駄にしません。
その価値を理解し、大切に実行します。

非エッセンシャル思考 エッセンシャル思考
・やらなくては
・選ぶ余地がない
・これをやろう
・自分で選びとる

 

02. ノイズ「大多数のものは無価値である」

「80対20の法則(パレートの法則)」という言葉を聞いたことはありますか?

これは経済学者のヴィルフレド・パレートが提唱する法則で、成果の80%は20%の努力に起因するという説です。
(※起因:物事の起こる原因となること。)

エッセンシャル思考では、努力の量と成果が比例するとは考えません。
多数の良いチャンスは、少数のものすごく良いチャンスに遠く及ばないのです。

また、エッセンシャル思考の人は、大多数のものごとが不要だと考え、自分がやるべきことについてはたっぷりと時間をかけて選択肢を検討します。
やるべきことを正しく選べば、その見返りはとてつもなく大きいことを知っているからです。

非エッセンシャル思考 エッセンシャル思考
・大多数のものごとが重要だと考える
・どの選択肢も平等に扱う
・大多数のものごとが不要だと考える
・決定的に重要なことだけをとる

 

03. トレードオフ「何かを選ぶことは、何かを捨てること」

生きていると、選択しなければいけないタイミングはたくさんあります。
どちらも捨てがたいような状況のときもあります。
どちらも望むことなのだから、どちらにも「イエス」と言いたくなるときもあります。

しかし、それは不可能です。

トレードオフから目をそむけても、トレードオフから逃れることはできません。

何かに「イエス」と言うことは、その他すべてに「ノー」と言うことです。
何かを選ぶことは、何かを捨てることです。

エッセンシャル思考の人は、トレードオフを当たり前の現実として受け入れます。
「自分はどの問題を引き受けるか?」と考えます。

トレードオフは痛みを伴いますが、絶好のチャンスでもあります。
選択肢を比較検討する過程で、自分の本当の望みを明確に知ることができるからです。

非エッセンシャル思考 エッセンシャル思考
・両方できるさ
・どうすれば全部できる?
・何をとり、何を捨てるか?
・何に全力を注ぐ?

 

エッセンシャル思考の「選び方」

エッセンシャル思考では「選ぶ」ということがとても大切になります。

今回、この「選ぶ」という基準について個人的に「なるほど!!」と感じた箇所があったので、そちらだけご紹介します。

90点ルールを取り入れる

ものごとを選ぶときに迷わないコツは、基準をとことん厳しくすることです。

「絶対にイエスだと言い切れないなら、それはすなわちノーだ」と考えるのです。
「絶対にやりたい!」か「やらない」の二択。

そのために必要なのが、最重要基準をひとつ用意し、その基準に従って選択肢を100点満点で評価する方法です。

評価した際に、その選択肢が「90点以上だ!」と思えるならイエスを言います。
しかし90点未満の選択肢(たとえ85点などの高得点でも!)は、もったいないと思うかもしれませんがバッサリと切り捨てるのです。

90点以上の完璧な選択肢はすぐにやってくるかもしれませんが、なかなか現れないかもしれません。

ですが、この厳しい基準を設けることは、間違いなくあなたに自由を与えてくれます。

他人や世の中や偶然に決められるのではなく、自分自身で選ぶ自由です。

「仕方なく…」「消去法で…」と選ぶのではなく、「選びたいから選ぶ」自由です。

エッセンシャル思考は「自分はどうしたいのか」が、心から分かっていないとできない

エッセンシャル思考とは何か、またどんな点を大切にするべきなのかをご紹介してきましたが、どうですか??

なんだか、ちょっと厳しい感じしますか?

わたしはこの本を読んで、自分にとって大事なことを選ぶということは「自分はどうしたいのか?」「どういう人生を歩みたいのか?」ということが心から分かっていないとできないな、と感じました。

そこが曖昧だと簡単に流されて、また、あれもこれもと取り入れてしまう。

自分はこうしたい!と決めたら、それ意外の選択肢は全て捨てる、ある意味「覚悟」も必要ですね。

にんまり
人生は有限だから、大事なこと以外は切り捨てて生きないと、あっという間に人生は終わってしまうのかもね…

 

『エッセンシャル思考』は自分を取り戻すために必要なスキル

先日、占星術についての記事を更新しました↓↓

参考初めて受けた占星術の個人鑑定から自分の「適職」を探ってみたよ!

そちらでオススメした占星術の本のなかで「これからの時代は純度100%の自分になることが大切」と書かれていました。

純度100%の自分、つまり「自分はどうしたいのか?」。

占星術とビジネス書という分類的には違う本ではありますが、これから生きていくためにはきっと大切な部分。

自分を取り戻すための方法として、この『エッセンシャル思考』は大きな助けになるんじゃないかな?と感じています。

今回記事にした内容以外にも、本のなかでは日常で使える具体的な技術がたくさん書かれているので、興味が湧いた方は是非読んでみてください!
オススメですよー。

 

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