仕事が辛いのは、あなたが「HSP」だからかも?

2019年5月16日

記事内に商品プロモーションが含まれている場合があります。
HSP

新入社員時代に5月病にかかり、GW明けから辞めるまでずっと仕事が辛かった「にんまり」です。

仕事が辛い…そう感じる方って結構多いんじゃないでしょうか?

みんな仕事は辛いと感じつつも我慢して働いているんだから、わたしも頑張らないと…

そんな風に思っているあなた!
あなたが仕事が辛いと感じる理由は「HSP」だからかもしれませんよ?

そもそも「HSP」とは?

HSP = Highly Sensitive Person

「HSP」とは、日本語に訳すと「とても敏感な人」という意味になります。

元々はアメリカの心理学者、エイレン・N・アーロン博士が1996年に自著の本で提唱した概念です。

「HSP」は、些細なことにも敏感に反応してしまうため、ただの性格の問題では?と思ってしまいますが、これは性格ではなく、生まれ持った気質です。

また、病気とも違い、治すものでもなく、うまく付き合っていくものです。

HSPという言葉を初めて聞いた方や、どっちか分からない!という方は、以下のチェックリストから自分が「HSP」であるか確かめてみてください。

「HSP」チェックリスト

自分をとりまく環境の微妙な変化によく気づくほうだ はい いいえ
他人の気分に左右される はい いいえ
痛みにとても敏感である はい いいえ
忙しい日々が続くと、ベッドや暗い部屋などプライバシーが得られ、刺激から逃れられる場所にひきこもりたくなる はい いいえ
カフェインに敏感に反応する はい いいえ
明るい光や強い匂い、ざらざらした布地、サイレンの音などに圧倒されやすい はい いいえ
豊かな想像力を持ち、空想にふけりやすい はい いいえ
騒音に悩まされやすい はい いいえ
美術や音楽に深く心動かされる はい いいえ
とても良心的である はい いいえ
すぐにびっくりする(仰天する) はい いいえ
短期間にたくさんのことをしなければならない時、混乱してしまう はい いいえ
人が何かで不快な思いをしている時、どうすれば快適になるかすぐに気づく
(例えば電灯の明るさを調節したり、席を替えるなど)
はい いいえ
一度にたくさんのことを頼まれるのがイヤだ はい いいえ
ミスをしたり、物を忘れたりしないようにいつも気をつける はい いいえ
暴力的な映画やテレビ番組は見ないようにしている はい いいえ
あまりにもたくさんのことが自分のまわりで起こっていると、不快になり神経が高ぶる はい いいえ
空腹になると、集中できないとか気分が悪くなるといった強い反応が起こる はい いいえ
生活に変化があると混乱する はい いいえ
デリケートな香りや味、音、音楽などを好む はい いいえ
動揺するような状況を避けることを、普段の生活で最優先している はい いいえ
仕事をする時、競争させられたり、観察されていると、緊張し、いつもの実力を発揮できなくなる はい いいえ
子供のころ、親や教師は自分のことを「敏感だ」とか「内気だ」と思っていた はい いいえ

12個以上に「はい」と答えたあなたは、おそらく「HSP」です。
ただ、たとえ「はい」が1つしかなくても、それが非常に強い傾向にあれば、「HSP」である可能性があります。

上記のチェックリストは「敏感すぎる自分を好きになれる本」著者 長沼睦雄さんの本から引用しています。
「HPS」のことをもっと詳しく知りたい方は、ぜひ読んでみてください!

わたしが実際に仕事で辛いと感じた「HSP」特有のポイント

わたしが初めて「あ、わたしHSPだ…」と知ったきっかけは、仕事で辛いなぁーと感じていたことをネットで検索しているときでした。

にんまり
自分がHSPだと知って、すんごい納得したよ!
やっと原因が分かったぁー!!って感じでスッキリした感じ

そんなわたしが実際に仕事で辛いと感じた「HSP」特有のポイントをご紹介します。

急かされたり監視されたりすると、緊張と焦りでいつも以上に仕事ができない

以前、勤めていた会社は時間にシビアで、各個人に割り振られた細かい仕事でも時間制限を設け、徹底的に効率良く処理するよう求める会社でした。

また、常に上の方がみんなの仕事状況を監視しており、時間通りに処理できないと指摘されるような環境でもありました。

当時のわたしは常に焦りと緊張を感じており、頭や気持ちもゴチャゴチャ。
(手汗がひどかった…)

仕事も集中できず、時間通りにも処理できずで、空回りしてるなぁーと感じることが多かったです。

周りの状況が気になり、仕事に集中できない

仕事中、他の社員の方が上司に詰められたりしてると、こっちまでドキドキして仕事に集中できない…。

それだけじゃなく、会社の席の配置やそのときの雰囲気、状況なんかでソワソワドキドキすることが多くありました。

逆に家で一人で仕事をしているときは、めちゃめちゃ集中できました。

たくさんの仕事を一気に処理できない

急ぎの仕事が一気にくるときってありますよねー。

そんな状況になると、すぐに焦りと緊張状態に。

そして、空回り…。

自分の周りに機嫌の悪い人がいるとソワソワする

なんとなーく「あれ?この人、今日機嫌悪い?」って感じると、ソワソワします。

その人が自分の席の近くだと、余計にソワソワと落ち着かなくなります。

なんで他の人みたいに、うまくいかないんだろう?

上にあげた仕事で辛いと感じた「HSP」特有のポイントですが、他にも色々ありました。

どんな状況、環境でも、きちんと仕事ができる人はできる。
きっとわたしの能力が低いからだ、もっとちゃんとしないと!

そんな風に思ってました。

でも、できないんですよねー、ドキドキソワソワしちゃうものはしちゃう。

緊張しちゃうものはしちゃう。

なーんか、平常心で集中して仕事ができない。

その原因が「HSP」という自分の気質だと知ったときは、「なるほどー!!」ってすんごい納得しました。

「HSP」にオススメする仕事の環境

「HSP」の概念を提唱したアーロン博士は、「HSPは自分の流儀で働けるのであれば、ほぼどんな仕事にもつける」と明言しています。

「HSP」であるわたし自身も、今まで働いてきた経験から職種というよりは、仕事の環境に左右されるかな、と思っています。

同じ職種であっても、会社の雰囲気や環境が合わなければ辛いことになりますし、それが合えば集中して働くことができます。

以下にわたしが思う「HSP」にオススメする仕事の環境を書いてみました。

「HSP」にオススメする仕事の環境

  • 時間に追われない
  • ある程度自分で仕事をコントロールできる
  • 1つの仕事に集中できる
  • 少人数の空間
  • 騒がしくない or 快適な音楽がかかっている
  • 仕事中にイヤホン(ヘッドホン)で音楽が聞ける
  • 服装の自由度が高い
  • 落ち着くインテリア
  • 比較的プライベートが保たれた席の配置 or 在宅勤務

全てに当てはまる仕事というのは難しいかもしれませんが、上記と正反対の環境は「HSP」には辛いと思います。

職種的には、IT系が比較的自由度が高く、「HSP」の方でも快適に仕事ができる可能性が高いです。
(IT系でも体育会系な会社や、自由度の少ない会社もあるので注意が必要です!)

どうしても働くことが辛いなら、転職も考えよう!

どうしても働くことが辛い…、と感じるなら転職も考えてみましょう。

「HSP」には、合う職場と合わない職場ってやっぱりあると思うので、そこは無理して働き続けるよりも、少しでも快適に過ごせるよう転職した方が良いです。

わたし自身も、すんごい快適に過ごせた仕事環境もあれば、全く合わずに常に疲れて辛い仕事環境もあったので、本当に合う合わないは大事だと実感してます。

また「HSP」の本から自分の気質とうまく付き合うコツを学ぶのも、スムーズに働く上でオススメです。

あとは「自分はHSPなんだ!!!」と思いすぎないのも大事です。
思いすぎるとそれを言い訳にしちゃうこともあるので、気質とうまく付き合うコツを学んだ上で、あんまり気にしない…、なんていうバランスが大事かな、と感じます。

「HSP」のみんな、一緒に快適に楽しく働いていこうね!!

スポンサーリンク

-仕事・働き方